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馬術部

今回は2月末に取材させて頂いた「馬術部」さんのインタビューです!
馬術部主将である上田さんにお話を聞いて来ました!
<主将である上田さん。この日は秦野の乗馬クラブから学校までの間の車の中で取材を行いました>
Q:馬術部さんは普段どういった活動をされているのですか?
馬に乗る事がメインと言えばメインなのですが、 もう一つメインとして馬の飼育がありまして、餌作りから何から何まで自分たちで行っています。
Q:そういった飼育はクラブ*¹の方がやるのかと思ったのですが違うんですか?
クラブの方に手伝って頂くこともあるのですが、基本的には自分たちで行っています。むしろ時間だけ見たら飼育がメインになりますね(笑)、乗れる時間は1、2時間が限界なので。*²
<*¹:乗馬クラブの事で、他大学だと馬の飼育を完全に任せている所もあるそうです。>
<*²:馬の活動時間は限られていて、無理をさせると弱ってしまうそうです。>
Q:馬術等を経験した事のある方が多いイメージなのですが、経験者が多いのですか?
今いるメンバーだと経験者は2人しかいないですね。
Q:大部分が未経験者ということですか
そうですね、自分もそうです。
<練習中の馬術部員さん、この日はクラブの方の指導を受けられてました>
Q:馬術部さんには今どのくらいの方が所属しているのですか?
全員合わせて8人で、男女それぞれ4人ですね。
Q:女性が多いですね。
多分、あれ(馬術)は男性より女性の方が得意ですね。体の柔らかさが肝なスポーツなので。自分とか体が硬すぎて上達するのが難しいですね。
Q:普段の雰囲気などはどのような感じですか?
前は堅かったですけど、今は超緩いと思いますよ(笑)。もちろん試合の時はピリッとしていますけど。普段の活動ですと賑やかにやっていますね。
<馬の手入れをされる部員さん>
Q:馬術部に入って自分にとってプラスになった事や、良かった事などはありますか?
まず体力が付きます。肉体的な意味でも精神的な意味でもタフになりますね。馬の飼育をやる以上、生活リズムを馬に合わせないといけないんですよね。仮に自分の生活リズムに狂いが生じた時に何とか直そうと続けていると、やっぱり色々な意味でタフになりますね。自分は高校の時だと朝9時起きとかだったんですけど、今は4時起きとかですね(笑)。
でも楽しいです、その分のやりがいを感じられますね。
<放牧中の様子。迫力満点な馬の走りに取材担当は腰が引けてました>
Q:上田さん自身の今後の目標や、馬術部としての目標などは何かありますか?
自分の目標としては今乗ってる馬と全日本学生大会*³に出たいですね。それに出るためには予選が120cmの障害があるんですけど・・・
<*³:全日本学生馬術選手権大会の事だそうです。>
<部員の目標が書かれたボード>
Q:障害というと障害走という形ですか?
馬術の競技には障害飛越と馬場馬術と二競技あるんです。障害飛越はバーの乗った障害を乗り越えて行って落とした本数と時間で勝敗が決まるといったものです。
馬場馬術は区切られた四角い馬場の中で、いかに馬を正確に動かせられるかを競うものです。例えば決められたコーンなどの前でピタリと止まれるか、ピタリと止まった後に五歩後退できるかなど馬を操ることが競われます。障害は人と馬の一体感が大切ですね。
Q:部全体ではどうですか?
きちんと馬を管理することですかね。馬が怪我した場合とかは薬を使ったりと色々あるんですけど、やらなかった場合は馬が死んでしまうこともあるので、そういった管理の面を大事にしてますね。
最後に新入生に向けて一言、お願いします
シンプルになっちゃうんですけど、確かにキツイかもしれないですけど、一回入ったらやみつきになって、もうやめられないですね。

馬術という他では中々お目に掛かれない競技に取材担当も良い経験になりました!
馬術部さん、本当にありがとうございました!